宮古、伊良部島リハビリ生活を終えて。
自分が麻痺、つまり身体障害者になるなんて夢にも思わなかった。これは麻痺障害者の共通の認識です。
良いリハビリ師に出会い、励むことができ、少しづつ進歩出来れば、明るい未来が待っていますが、様々な要因でそう簡単に行くわけがないのが現状でしょう。...
初め麻痺患者は絶望感に包まれて、鬱病になります。
いつ、どこでどんな方法で死のうかと考えるのが初期段階です。そして深く考えます。
自分が死んだら誰が一番悲しむのだろう。誰も喜ばないしこの世に生まれてきた意味も分からなく、今までの人生経験を全て否定せざるをえなくなります。
様々な友人知人家族の顔が浮かんでは消えていきます。
私の場合は、高層階の病室にいたので、なんとか窓をこじ開けて体を滑り込ませれば簡単に逝けるかなと何回も地球の引力を利用しようと考えていました。
堀尾さんの場合はなかなか秀逸です。
それは、一切口に食べ物を入れなければ、多くの人に迷惑をかけず行けるなあと思ったそうです。
我ながらいいアイデアだと(爆)
しかし、幸いなことに我々は決断することができなかった。。そして自己否定の行動が踏みとどまれればしめたもの。
次の段階に進みます。
リハビリはとてつもなく地味な行為で、1日みっちりやって何ミクロン進む、まさしく永遠に止まった感じに近いんです。
これらの日々でのポイントは、自分が明るく、挑んでいるか、そうでないかが重要なのです。私の場合ご縁で堀尾憲市さんに出会いました。堀尾さんと現行のリハビリ療法士さんとの違いは歴然です。
[大丈夫ですよ。必ず良くなります。指は元のように動きます。指が動けば腕や肩は勝手に動くように出来ているんです。なぜなら手や腕とは指が動く為に存在しているんです。人間の自然回復力はすごいですよ。足も普通に歩けるようになります。大丈夫、大丈夫、是非ギターを弾いて下さい]
このセリフは医師、セラピスト、療法士、研究家、全ての医療関係者が発することの出来ない黄金の言葉です。
世界でただ一人、脳幹出血で重い麻痺になって、自分で編み出された驚愕のテクニックでわずか2ヶ月で復活された堀尾さんだからこその言葉なのです。
医療関係者は、自分が体験したことのない体のことで、責任ある発言をすることは絶対ありません。
病院で医師や療法士さん、看護師さんに回復の可能性を尋ねることが怖かった私は、一切尋ねることはしませんでした。
もし。。あのお。。私の指は動くようになるでしょうか?。。ギ、ギターが弾きたいんです。。とでも尋ねたら
こんな、返事が予想されます。
さあ。。
(あたしゃそんなこたあ知らないよ)
あ、無理ですね(きっぱり)
たぶん一生そのままだと思います。(ダメに決まってんじゃん)
ギター?え?ギターですかあ?
ははは。。(お前はあほか)
おのれ。。貴様ら全員
ぶち殺すぞ!!
こんなことを言わないで良かったと思います(笑)
このようなことが様々な病院で日常に起きていることなんでしょうね。
だから堀尾さんの言葉は光でした。
そして堀尾式リハビリを受けている先輩達の経験談を聞き、ますます光が輝きを増すのです。
伊良部島でリハビリを行っている時、車椅子に座っているおばちゃん。まだ上手く歩けませんが麻痺だった指が動いています!?。あのお、始めてからどの位で動くようになりましたか?
[私の場合はね、10年前倒れて、ずうっと指が全然ピクリともしなかったのね。今年になって堀尾さんに教わり指の装具を付けて握ったり開いたりのイメージを2週間くらいかなあ。そしたらね動くようになったのよ!]
ええ!? マジすか?
たった2週間で!?。。
私はびっくりしました。
そっか、よし、俺もがんばろうという気になりますよね。
(まあ一人ひとり症状は違いますから誰もが同じようには治りませんが。)
この光の言葉をいただけたら明るい毎日が約束されます。
是非同じように悩みの海にいるあなた。堀尾憲市さんの話を聞いてみてください。絶対治りますから。
堀尾憲市さん(090-3309-2352)
〒964-0915
福島県二本松市金色406-13
快フィットネス研究所
TEL 0243-22-6723